2008年09月30日

世界単位で見るべし(その3) 「人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか」

今日も紹介するのは、

テレビ朝日系列「サンデープロジェクト」でも度々出演されている

三菱UFJ証券の水野和夫氏の本です。

歴史的な構造変化を見事に捉えたとして、

ベスト経済書として東洋経済に取り上げられています。



このブログの主題である

「社会人としての私」を考えるにあたって、

「社会は日本だけでない」という認識をもつには

この著書はとてもいい機会だと考えます。

それではまた、そのエッセンスを抜き出していきたいと思います。

今日が最後の水野エッセンスとなります。



・日米の共通点として、さらに次の二点を指摘することが出来る。

 一つは時刻の実質GDP成長率を説明変数とした場合、

 説明変数の被説明変数(大企業・製造業の景況感)に対する

 説明力が低下していることである。

 もう一つは、日本の大企業・製造業の業況判断DIは、

 日本の実質GDPよりも、米製造業ISM指数を用いた方が

 説明力が高いことだ。



・さらに、米非製造業のISM指数で説明すると一段と

 説明力が高まる。

 日本の大企業・製造業は日本の内需をあてにしておらず、

 米小売業が含まれる米非製造業ISM指数に連動しているのである。

 このように、グローバル化して世界経済が一体化するのに合わせて、

 日米の大企業・製造業は自国が低成長でも利益を出せるよう

 体質改善を行っているのである。



・主権国家が他の主体が圧倒して最もパワーをもった近代社会では

 民主制が採用されているが、グローバル化の時代になると、

 超国家企業が最もパワーを持ち、

 その統治システムは君主制に近いのである。



・日本の潜在成長率が低いのは、

 流通業の労働生産性上昇率が低いことに大きな原因がある。

 IT革命が英語圏で「流通革命」を起こしているが、

 非英語圏ではそれが不十分だといえよう。

 各国の潜在成長率の差は流通業の労働生産性格差で

 96.5%説明できるという。

 次は運輸・通信業の労働生産性の差、

 3番目は金融・不動産業の労働生産性である。



・格差を広げるのではなく縮小させ、流通業の生産性革命を起こし、

 毎日を楽しむよりも将来に期待が持てるような社会にする――。

 日本にとって真の構造改革は、これからスタートである。



今日で水野氏エッセンス最後となります。

いかがでしたか。

日本経済・社会にとって、

世界の要因が私達が想像してたもの以上に

影響を及ぼしているのが分かりましたよね。

もちろん私達もそのようなことを踏まえた

社会人ならぬ「世界社会人」にならねばなりません。

また、一歩認識を深めさせてくれた名著でした。







参加ランキング
是非1クリックお願いします
人気ブログランキングへ
ブログランキング【くつろぐ】
ブログランキング

2008年09月29日

世界単位で見るべし(その2) 「人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか」

今日も紹介するのは、

テレビ朝日系列「サンデープロジェクト」でも度々出演されている

三菱UFJ証券の水野和夫氏の本です。

歴史的な構造変化を見事に捉えたとして、

ベスト経済書として東洋経済に取り上げられています。



このブログの主題である

「社会人としての私」を考えるにあたって、

「社会は日本だけでない」という認識をもつには

この著書はとてもいい機会だと考えます。

それではまた、そのエッセンスを抜き出していきたいと思います。



・日本経済を予想するということは、米国経済、

 中国をはじめとするBRICs経済、そして財別で言えばIT関連財、

 鉄鋼をはじめとする素材、そしてエネルギー動向など、

 すべての方程式を同時に解くことにほかならない。



・付加価値の増加は資本に還元し、

 家計にはストックの値上がりで報いる。



・いつの時代においても、希少なものが値上がりする。

 16世紀に希少だったのは土地であり、食料品だった。

 21世紀になると、工業製品は技術革新ゆえ希少でなくなり、

 インフレの時代は終わったのである。

 21世紀に希少なものは資源である。

 資源インフレと工業製品やサービス価格のデフレの同時進行は

 矛盾する現象ではなく、近代圏(高成長保証)と新中世圏(混沌)の

 二つが併存する21世紀では整合的である。



・「ホワイトカラー・エグゼンプション」については、

 本来、欧米諸国のように、超過勤務の賃金割増率を50%に

 上げるのが筋である。

 この制度を年収400万円以上の労働者に適用しようとするのは

 資本の論理に立ってコスト削減に重きを置いているからであり、

 過剰労働を是正しようとすれば、

 「超過勤務の賃金割増率を50%に引き上げる」のが筋である。



・二極化を成功の報酬として政府が奨励するのは、

 企業の競争力強化の観点からは望ましいかもしれないが、

 日本の出生率が東京の出生率を追いかけて少子化に拍車がかかり、

 日本は「非婚化」の道を歩む。

 二極化促進路線はグローバル企業に照準を合わせた政策だから、

 「女性達の静かなる氾濫」はいっそう強まるのである。

 結果として、競争力の高い企業ほど海外に進出してしまうだろう。

 格差是正に取り組めば、当座の成長率は落ちるかもしれないが、

 少子化の加速を食い止めて、

 定常状態を維持できる可能性が残されている。



明日が水野氏エッセンス最後となります。

乞うご期待。







参加ランキング
是非1クリックお願いします
人気ブログランキングへ
ブログランキング【くつろぐ】
ブログランキング

2008年09月28日

世界単位で見るべし(その1) 「人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか」

今日から紹介するのは、

テレビ朝日系列「サンデープロジェクト」でも度々出演されている

三菱UFJ証券の水野和夫氏の本です。

歴史的な構造変化を見事に捉えたとして、

ベスト経済書として東洋経済に取り上げられています。



そしてそもそもこのブログの主題である

「社会人としての私」を考えるにあたって、

「社会は日本だけでない」という認識をもつには

この著書はとてもいい機会だと考えます。

それではまた数日にわたって、

そのエッセンスを抜き出していきたいと思います。



・グローバル経済を正しく読むための5つの法則

 @現在の現象に1995年以前の経験を当てはめて説明しない

  ・・・95年大転換説
 
 Aマクロの平均値で経済を見ない・・・もはや経済は均質ではない
 
 B戦後の景気循環パターンで景気を予測しない

  ・・・繰り返す「回復」と「踊り場」
 
 C一国単位で経済現象を見ない

  ・・・近代化経済圏とポスト近代化経済圏への二極化
 
 Dいずれ時間が解決すると考えない

  ・・・成長の恩恵が波及しない経済がある



・米国にとっての最悪の事態は、

 増え続ける経常赤字を下回る額しか証券投資が流入してこない

 ことである。「資本流入=経常赤字+資本流出」という定義式から、

 左辺の資本流入が減少して、

 なおかつ経常赤字が減らない(もしくは増える)と、

 右辺の第二項の資本流出が減少するか、

 場合によっては対外投資を回収し泣けれればならなくなる。



・経済の仕組みが金融経済優位であるという視点に立脚すると、

 世界の株価の動きを予想するには、

 実物経済のファンダメンタルズよりも、

 マネーの需給に影響を及ぼす要因、

 たとえば原油価格とか日本などの金融政策の行方が

 圧倒的に重要になる。

 景気の動向は株価や住宅価格の従属変数となり、

 それらの資産価格の変動はマネーが決めるからだ。



・IT関連(「超」短期化)⇒T.在庫循環(ムーア循環)

 U.設備投資循環(ビル・ゲイツ循環)

 非IT関連⇒V.在庫循環(従来の景気の「山」と「谷」)

 W.設備投資循環
 
 X.中国・投資循環

 Y.米消費循環(「超」長期化)

 グローバル化時代に世界の景気を予想するには、

 この6つの循環を総合的に判断しなければならなくなった。

 日本経済を予想する上で言えば、

 1〜4の循環は外国の事情によって決まる。

 3と4の非IT関連の在庫循環や、

 設備投資循環も中国などBRICsの経済に左右される度合いが強まって

 いることが予想されるため、

 結局、日本経済を単独で見ることはできなくなるだろう。

 世界経済の一部として日本経済があるのである。



社会構造、経済構造が日本一国で語るのは時代遅れ。

私自身も日本レベルで物事を考えることをやめ、

世界レベルで何ができるかということを考えていきたいと思います。

明日以降もお楽しみに。







参加ランキング
是非1クリックお願いします
人気ブログランキングへ
ブログランキング【くつろぐ】
ブログランキング

2008年09月27日

エコノミストが読み解く日米の深層(その3) 「ラーメン屋vs.マクドナルド」

エコノミスト竹中氏の最終回です。

昨日に引き続き、

そうだったのか!と思うところをエッセンスとして抜き出しました。



・日本の家計の小口、中口の資金を有効に投資チャンネルに

 向けるためには、投資信託が重要な鍵となるだろう。



・金融・投資の「専門家」たちが投げている今こそ、

 ミニハゲタカ気分で大幅に下落した米国のREITや

 大手金融株の物色を考えてみようではないか。



・米国では顧客を評点法(スコアリング方式)で分類し、

 セグメント(顧客分類)別の価格体系が徹底されていることである。



・このスコアリング方式が成り立つために大切な前提条件が二つある。

 ひとつは与信ポートフォリオの分散が高いこと、

 すなわち特定の業種、特定の格付け、

 特定の企業などにカネを貸し込みすぎないことである。

 もうひとつは、債務者のリスク(債務不履行による損失確率)に

 応じた利ざやがのった貸出金利が適用されることである。



3日間にわたり、竹中氏の本を紹介しました。

日米比較を通して、いろんな俗説が覆りました。

ひとつ私から言えることは、

日米比較といった普段と違う切り口でものごとを考えることで、

何か新しい発見、考え方がうまれやすいのではということです。

以前、ブログでも紹介した勝間氏のいう

「自分のフレームワークを作るべし」という言葉がより身にしみます。

明日はまた新しい本を紹介します。

お楽しみに。







参加ランキング
是非1クリックお願いします
人気ブログランキングへ
ブログランキング【くつろぐ】
ブログランキング

ラベル:竹中正治

2008年09月26日

エコノミストが読み解く日米の深層(その2) 「ラーメン屋vs.マクドナルド」

エコノミストの竹中氏の第2回目です。

昨日に引き続き、

そうだったのか!と思うところをエッセンスとして抜き出しました。



・危機感強調型(日本)のカルチャーは

 リーダーシップ(主体的意識)の不在と表裏だとも言えよう。

 何を実現すべきなのか、

 それを妨げる問題に対して誰が責任を負うのか、

 解決するために何を改革すればよいのか、

 そうした議論を一つ一つ積み上げ前進するためには、

 明確なビジョンを掲げ、

 その実現に責任を負うリーダーシップが必要だ。



・日本人の「本音とたてまえ」の使い分けはよく言われることである。

 しかしアメリカ人の場合は日本的な「本音とたてまえ」の構造とは

 違う感じがする。「本音」とは私的な欲望や動機のことだ。

 「本音」のままでは通らないので、

 組織や世間に受け入れやすいロジックで

 カモフラージュされた主張が「たてまえ」である。

 両者は「素顔と仮面」の関係にある。



・富の大半は無数の「小金持ち父さん」が握っており、

 リスク許容度の低い日本。

 このような現実を見据えるのならば、

 日本でも「貯蓄から投資へ」の変化が進むことが望ましいとしても、

 日本が米国と同じ超格差社会に向かうことが望ましいとは、

 私を含めて普通の日本人は考えないだろう。



明日も日米比較より俗説を竹中氏と一緒に覆していきましょう。







参加ランキング
是非1クリックお願いします
人気ブログランキングへ
ブログランキング【くつろぐ】
ブログランキング

ラベル:竹中正治

2008年09月25日

エコノミストが読み解く日米の深層(その1) 「ラーメン屋vs.マクドナルド」

今日から3回にわたって紹介するのは、

エコノミストの竹中氏が

政治経済、食、文化の俗説を日米比較により覆す本です。

そうだったのか!と思うところをエッセンスとして抜き出しました。



・日本の特徴は、ポップ・カルチャーの創出が、

 米国に比べると相対的に小規模な資本と職人的価値観を持つ

 人々によって担っていることだ。



・日本のアニメや漫画には、「ラーメン屋的供給構造」が

 根強く残っている。最大公約数の需要よりも、

 製作者が自分らのセンスにこだわって、

 多種多様なものを創出、供給している。

 従って、ひとつずつのビジネス規模は小さいが、

 多様でユニークなものが供給される。

 その結果、意外性や驚きのあるものが多く、面白い。



・日本の歴史を鳥瞰すれば、

 我々の祖先は異文化要素を大胆に取り込み、

 ハイブリットなものを産み出してきたことが分かる。

 その文化的なダイナミズムは今も脈々と生きていることを、

 日本ポップ・カルチャーの興隆が物語っているのだ。



明日も日米比較より俗説を竹中氏と一緒に覆していきましょう。







参加ランキング
是非1クリックお願いします
人気ブログランキングへ
ブログランキング【くつろぐ】
ブログランキング

ラベル:竹中正治

2008年09月24日

行動科学マネジメントとは?(その3) 「短期間で組織が変わる −行動科学マネジメント−」

昨日に引き続き石田氏のエッセンスを

早速抜き出したいと思います。



・罰とペナルティは行動を増やすことはない。

 そして、単独で使うべきではないと忠告しておきたい。

 そして、罰やペナルティが長く続けば、

 続くと作業効率に影響が出るだけでなく、

 従業員の満足感にも影響が表れる。



・「4:1の原則」=4つ褒めたら1つくらい罰を与える、

 あるいは叱る。この程度なら悪い副作用は出ない。



・ABCモデル=先行条件⇒行動⇒結果⇒次の先行条件



・PST分析=ポジティブ、即時、確か



ABCモデルの意義は結果が、次の先行条件になるということです。

サークルにおいて自主的に案を提示して、

ただ一方的に批判されたら、次に提示しにくくなりますよね。

なので、自分が人と接するときは、

そういった「先行条件」を作り出していると意識する必要があります。

皆さんも是非ご一読下さい。







参加ランキング
是非1クリックお願いします
人気ブログランキングへ
ブログランキング【くつろぐ】
ブログランキング

posted by うお at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 石田淳(行動科学) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月23日

行動科学マネジメントとは?(その2) 「短期間で組織が変わる −行動科学マネジメント−」

昨日紹介した石田氏のエッセンスを

早速抜き出したいと思います。



・アメリカ社会は個人主義、利益追求といった

 イメージで語られることが多いが、

 今やビジネスの現場では必ずしもそうではない。

 業績を伸ばしている企業を訪れると、

 まず例外なく職場の人間関係を重視している。

 そしてそれが理想的なチームワークを生み出している。

 まるで以前の日本企業のように。



・三日坊主で終わるのは意思が弱いせいではない。

 リインフォース(強化)されるかどうかが鍵になる



・MORSの法則(行動における具体的な分析)

 =計測できる、観察できる、信頼できる、明確化されている



・よくできる一部の社員を大事に扱うよりも、

 下の八割を引き上げた方が生産性ははるかに高くなる。



明日も引き続き、エッセンスを抜き出したいと思います。







参加ランキング
是非1クリックお願いします
人気ブログランキングへ
ブログランキング【くつろぐ】
ブログランキング

ラベル:石田淳 行動科学
posted by うお at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 石田淳(行動科学) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月22日

行動科学マネジメントとは?(その1) 「短期間で組織が変わる −行動科学マネジメント−」

たばこがやめられない。

英語の勉強が続かない。

そういう人にはうってつけの本かもしれません。



行動科学の第一人者・石田氏のエッセンスを

抜き出したいと思うのですが、

まずは今日は行動科学マネジメントの説明をしたいと思います。



・行動分析で実証された心理学であり、

 データに基づく科学的マネジメントです。



・人の望む行動を増やし、望まない行動を減らすことが出来ます。



・あらゆる業務を行動に焦点をあてスモールゴールを設定、

 生産性の高いマネジメントが実現。



・従来10人で行っていた仕事が、8人以下の労力でも可能となります。



・自発的な行動が増え、しかも持続性を確実に向上。



・ISO9001、プロジェクトマネジメントに続く、

 マネジメントの生産性を実現するメソッドです。



自分の行動が効率的に管理できる。

なかなか斬新な科学だとは思いませんか。

次回から具体的なエッセンスを抜き出していきます。







参加ランキング
是非1クリックお願いします
人気ブログランキングへ
ブログランキング【くつろぐ】
ブログランキング

ラベル:石田淳 行動科学
posted by うお at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 石田淳(行動科学) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月21日

未来を切り開く言葉(その5) 「ウェブ時代 5つの定理」

昨日に引き続きシリコンバレー発のエッセンスを紹介します。

今日が最後です。



・「ニューノーマル」時代における成功とは、

 タイムマネジメントに尽きる。

 この時代における通貨は、時間なのである。

 ―ロジャー・マクナミー



・可能な限り、社員は、仕事を割り当てられるのではなく、

 自発的にコミットして欲しい。

 ビジネスの機会が見えるなら、「やってみろ!」

 ―ショーナ・ブラウン(グーグルのオペレーション担当副社長)



・「誰かにやれと言われたから」という理由で何かをするな、

 という雰囲気がグーグルには浸透している。

 ―マリッサ・メイヤー



・グーグルは、みんなの合意(コンセンサス)に基づく

 カルチャーの中で、膨大なデータとともに。

 ―エリック・シュミット(グーグルCEO)



・私達は徹底的に分析する。すべてを測定し、

 社内で起きているすべての問題を体系化する。

 ―エリック・シュミット



5日間にわたり、シリコンバレーのエッセンスに触れました。

感じたことは「徹底」「勢い」です。

時間というものを大事にし、社会を変えるという理念を持って、

徹底的にその理念に向かって走り続ける。

文字を通しても「勢い」を感じました。

周りを巻き込むという意味でも「勢い」は大事でしょう。

自分もこのように「徹底」「勢い」がある人間になりたい。

皆さんもそう思いませんか。







参加ランキング
是非1クリックお願いします
人気ブログランキングへ
ブログランキング【くつろぐ】
ブログランキング

ラベル:梅田望夫
posted by うお at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 梅田望夫(はてな取締役) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月20日

未来を切り開く言葉(その4) 「ウェブ時代 5つの定理」

昨日に引き続きシリコンバレー発のエッセンスを紹介します。



・採用候補者は、技術的能力だけではなく、

 その「グーグリネス」によっても判断される。

 「グーグリネス」とは、人と協力することを楽しむ性格、

 上下関係を意識しない態度、親しみやすさなどからなる。

 ―フィナンシャルタイムズ紙



・グーグルでの採用ポイントは4つ。

 地頭がいいこと。実績がある。コミュニケーション能力。

 そして「グーグリネス」があるかどうか。



・「すごい」だけじゃ不十分だ。

 いつも期待されている以上の結果を出せ。

 グーグルは「(誰かと比較して)ベストである」ことを

 到達点と甘んじない。それはあくまでも出発点だ。

 ―グーグル10か条の10



・才能ある人々はグーグルに惹きつけられる。

 なぜなら私達は彼らに「世界を変える」力を与えるからだ。

 ―ラリー・ページ(グーグル創立者)



グーグリネス、とても惹きつけられる概念です。

明日もお楽しみに。







参加ランキング
是非1クリックお願いします
人気ブログランキングへ
ブログランキング【くつろぐ】
ブログランキング

posted by うお at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 梅田望夫(はてな取締役) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月19日

未来を切り開く言葉(その3) 「ウェブ時代 5つの定理」

昨日に引き続きシリコンバレー発のエッセンスを紹介します。



・好きな人と働かなければならない。

 ―ロジャー・マクナミー(投資家)



・成功している企業を見てごらん。

 世界中から本当に頭のいい連中を集めている。

 最高に優れた技術頭脳が、この地に引き寄せられている。

 頭のいい人たちが本当にたくさんいて、その集積が魅力となって、

 他の頭のいい人たちを引き寄せるのだ。

 ―ウィリアム・ハンブレクト(シリコンバレーの重鎮)



・世界を変えるものも、常に小さく始まる。

 理想のプロジェクトチームは、会議もせず、

 ランチを取るだけで進んでいく。

 チームの人数は、ランチテーブルを囲めるだけに限るべきだ。

 ―ビル・ジョイ(サン・マイクロシステムズの共同創業者)



・科学やテクノロジーを梃子にして、

 世界に非常に大きなインパクトを与えられる機会が

 そこら中にころがっている。

 君たち一人ひとりが個性に応じたそれぞれの機会を追求できる。

 君達皆が、そのことに興奮すべきだ。



・テクノロジーカンパニーでも、

 強い「プロダクト志向のカルチャー」が必要だ。

 多くの企業が素晴らしいエンジニアと頭のいい連中を

 山ほど抱えている。

 でもつまるところ、すべてをまとめる引力が必要だ。

 ―スティーブ・ジョブズ




シリコンバレーが長い間、

イノベーションの発信地として君臨する理由が分かりますね。

明日もお楽しみに。







参加ランキング
是非1クリックお願いします
人気ブログランキングへ
ブログランキング【くつろぐ】
ブログランキング

posted by うお at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 梅田望夫(はてな取締役) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月18日

未来を切り開く言葉(その2) 「ウェブ時代 5つの定理」

昨日に引き続きシリコンバレー発のエッセンスを紹介します。



・ここでいう「チーム力」とは、

 「異分野のその道のプロ」が組むことで相乗効果をたたき出す

 「プロフェッショナルチーム」のことを意味する。



・不動産における三つの重要な要素は、

 「場所、場所、場所」とよくいわれる。

 同じように、スタートアップの形成で重要なのは、

 「人、人、人」である。―ゴードン・ベル



・CEOが会社の全てのスタンダードを決める。

 「会社の文化」を形成するすべての特質を決定する。

 ―ゴードン・ベル



・CEOは、すべてのイベントを駆動する会社の心臓であり時計だ。

 ―ゴードン・ベル



・チームワークは木のようなもの。

 コミュニケーションが幹の部分を形成し、根っこの部分には、

 お互いの尊敬と共通の目標の認識がなくてはならない。

 ―ゴードン・ベル



大分、理念が見えてきましたね。

明日もお楽しみに。







参加ランキング
是非1クリックお願いします
人気ブログランキングへ
ブログランキング【くつろぐ】
ブログランキング

posted by うお at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 梅田望夫(はてな取締役) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月17日

未来を切り開く言葉(その1) 「ウェブ時代 5つの定理」

グーグル創設者をはじめとしたシリコンバレーの経営者は、

どのような理念を持って仕事をしているのか。

成り上がってやろうと思っている人たちの集まりではないか、

と第一感で思ってしまった自分がいました。



しかし、この梅田氏の著書を通して、それが違うことに気づきました。

梅田氏の著書は、シリコンバレーで活躍されている方々の

エッセンスをふんだんに盛り込んでいます。

読み終わった後、本を見てみると、

いつも以上に本の端を折っていました。

4、5回に分けて皆さんに紹介したいと思います。



・もしフラストレーションが報酬よりも大きかったら、

 そして、失敗の恐れよりも欲の方が大きかったら、

 そして、新しい技術や製品が作れるのなら、はじめよ。

 (仕事を)辞めよ、

 そして(ビジネスプランを書く道具を)揃え、

 (ビジネスプランを)書き、

 (ベンチャーキャピタルから)資金を集め、

 (新しい会社を)始めるのだ。―ゴードン・ベル



・より革命的な変化に、私は魅了され続けてきた。

 自分でもなぜだか分からない。なぜなら、それを選べば、

 もっと困難になってしまうからだ。

 より多くのストレスを心に抱え込むことになる。

 みんなに、おまえは完全に失敗した、

 といわれる時期もおそらくあるだろう。

 ―スティーブ・ジョブズ(アップル創業者)



・スタートアップ(起業)すること以外の何も思いつかないなら、

 スタートアップせよ。

 ―ロジャー・マクナミー(シリコンバレーの投資家)



・最高の倫理観をもって、物事に対してオープンで正直であれ。

 そして隠し事をしてはいけない。

 ―スティーブ・ウォズニアック(アップル創業者)



・シリコンバレーの存在理由は「世界を変える」こと。

 「世界をよい方向へ変える」ことだ。

 そしてそれをやり遂げれば、

 経済的にも信じられないほどの成功を手に出来る。

 ―スティーブ・ジョブズ



明日も引き続きシリコンバレー発のエッセンスを紹介します。







参加ランキング
是非1クリックお願いします
人気ブログランキングへ
ブログランキング【くつろぐ】
ブログランキング

posted by うお at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 梅田望夫(はてな取締役) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月16日

マーケティングとは(その3) 「コトラーのマーケティングコンセプト」

今日も引き続き、コトラー氏のエッセンスを抜き出します。



・ドラッカー曰く「企業の目的は、顧客を創造することだ。

 したがって、事業の基本的機能は2つ―そして、ただ2つのみ―

 ということになる。それはマーケティングとイノベーションである。

 マーケティングとイノベーションは成果をもたらす。

 その他はすべてコストなのだ。」



・老子曰く「人々がリーダーの存在をほとんど忘れているときこそ、

 最高のリーダーシップが発揮されているときである」。



・PRのPENCILS・・・出版、イベント、ニュース、地域活動、

 アイデンティティ媒体、ロビー活動、社会貢献投資



コトラー氏は中国古典にも通じているようで、

著作の各所で引用文が目立ちました。

3日間にわたり、コトラー氏のエッセンスを抜き出しました。

皆さんも何か掴めたのではないでしょうか。







参加ランキング
是非1クリックお願いします
人気ブログランキングへ
ブログランキング【くつろぐ】
ブログランキング

2008年09月15日

マーケティングとは(その2) 「コトラーのマーケティングコンセプト」

今日も引き続き、コトラー氏のエッセンスを抜き出します。



・媒体は、標的市場に費用効果の高い方法で到達できるものを

 選択しなければならない。



・広告はテレビ・コマーシャルをはるかに超えたものだ

 ―それはブランディング、パッケージング、著名人による推奨、

 後援、広報活動、顧客サービス、従業員の処遇、

 さらには秘書の電話応対の仕方までをも含んだ活動なのである。



・ブランドは広告、PR,スポンサーシップ、イベント、

 社会貢献活動、クラブ、スポークスパーソンなど、

 さまざまなツールの組み合わせによって総合的に構築されて

 いくものである。



・優れたブランドは、平均以上の収益を継続的に確保するための

 唯一の手段である。また、優れたブランドは、

 合理的ベネフィットだけでなく感情的ベネフィットをも

 もたらしてくれる。



・企業は、製品マーケティング中心主義から顧客所有中心主義へと

 見方を改めなければならない。



ブランドに関する項目がありますが、

これは皆さんも特に実感できるものではないでしょうか。

食のブランド、吉兆然り、雪印然り、

そしてこれは私達人間のブランド力にも言えるのではないでしょうか。

総合的に構築される、感情的ベネフィット、

我々も信頼されるブランドを個人単位でも築いていくべきでしょう。







参加ランキング
是非1クリックお願いします
人気ブログランキングへ
ブログランキング【くつろぐ】
ブログランキング

2008年09月14日

マーケティングとは(その1) 「コトラーのマーケティングコンセプト」

今日から数日にわたって、

マーケティングの父と呼ばれるコトラー氏の著書を紹介します。

以前の記事(大前氏)で「コトラーは演繹的」と批判的に扱いましたが、

コトラー氏の積み重ねてきた研究・知識が、

マーケティングというものの、

土台・前提であることは誰にも否定できません。



コトラー氏のエッセンスを抜き出し、

マーケティングの本質を理解することで、

何か、考え方に応用できるかもしれません。



・マーケティングは、生産物の上手い処分方法を見つけるための

 技術ではない。本物の顧客価値を生み出すための技術なのだ。

 同時にそれは、顧客の生活向上を支援する技術でもある。

 品質、サービス、価値、これがマーケターの合言葉なのだ。



・産業革命期に繰り返し聞かれたのは、製造業者の次の言葉であった。

 「これは私が作りました。買っていただけませんか」。

 これに対して、情報化時代の到来を告げるのは、

 消費者の次のような言葉である。

 「これが私の欲しいものです。つくってもらえませんか」。



・ドラッカーも「マーケティングの目的は販売を不要にすることだ」



・マーケティング・マネジメントとは、標的市場を選択し、

 優れた顧客価値の創造、伝達、提供を通じて、顧客を獲得、

 維持、育成する技術である。



・マーケティングとは、充足されていないニーズや欲求を突き止め、

 その重要性と潜在的な収益性を明確化・評価し、

 組織が最も貢献できる標的市場を選択した上で、

 当該市場に最適な製品、サービス、プログラムを決定し、

 組織の全成員に顧客志向、顧客奉仕の姿勢を求める

 ビジネス上の機能である



単なる販売の一ツールではなく、

顧客に対する理念というもの上に成り立っているものが

マーケティングだということをここで実感できました。

明日以降もエッセンスを抜き出していきます。







参加ランキング
是非1クリックお願いします
人気ブログランキングへ
ブログランキング【くつろぐ】
ブログランキング

2008年09月13日

世界一の投資家の考え(後半) 「バフェットの投資原則」

昨日に引き続きバフェット氏のエッセンスを抜き出していきます。



・自分が何を探しているかを知る。



・(バフェットが提示した会社を買う条件)

 1.大企業であること(個人投資家は無視してかまわない) 

 2.継続的に利益を上げる能力が備わっていること 

 3.ROE(自己資本利益率)が高く、借入金がほとんどないこと。 

 4.経営陣が残留すること 

 5.単純明快な事業であること(ハイテクは理解できません) 

 6.売却希望価格を提示すること



・エクセレント・カンパニーを探す



・尊敬できる人と働く



会社の本質を捉えてそれに対して投資する確固としたスタイルは、

もしかして一番難しいことなのかもしれません。

私も仕事をするということ、社会人になるということの本質を

しっかり捉えて、その上で仕事等に取り組んでいきたいです。







参加ランキング
是非1クリックお願いします
人気ブログランキングへ
ブログランキング【くつろぐ】
ブログランキング

2008年09月12日

世界一の投資家の考え(前半) 「バフェットの投資原則」

昨日、訪問者数が50人を突破しました。

いろんな方に共感いただけることが、

こうやって数字で実感できました。有難うございます。

これからはコメントを頂戴して、

そこからまた記事を書いていきたいと思いますので、

お時間ある方は是非ともコメント下さい。宜しくお願いします。



今日は世界一の投資家と言われている

ウォーレン・バフェット氏の本を紹介します。

バフェット氏はビル・ゲイツ氏を抜いて

世界一の大富豪として有名です。

皆さんのイメージの中で、

世界一の投資家というのはどういうイメージがありますか。

それこそ「投機」をバンバンやって、キャピタルゲインを得ていく。

こういったヘッジ・ファンド的なイメージだと思います。

しかし、以下のエッセンスを見ていただければ

むしろその逆のスタンスであることがお分かりいただけます。

会社とは何か、会社に対する捉え方を考えるには

絶好の材料となると思います。



・自分が理解できる企業について調べ、

 そこに集中することが大事です。



・企業の内在価値を正確にはじき出す公式は、

 この世には存在しません。

 これから投資しようとしている企業について知ることが

 まず大事です。



・投資するときには、周囲の雰囲気に流されないように。



・確実性を重視する、ギャンブルはしない。



・自分が理解できる株しか買わない。



明日も引き続きバフェット氏のエッセンスを抜き出していきます。







参加ランキング
是非1クリックお願いします
人気ブログランキングへ
ブログランキング【くつろぐ】
ブログランキング

2008年09月11日

稲盛流経営術(その2) 「高収益企業のつくり方」

昨日に引き続き稲盛氏のエッセンスを抜き出していきます。



・事業というものは「知恵」さえ使えば、

 いかようにでも展開できるもの



・「有意注意」で判断すること。

 どんな些細なことでも、意を注ぎ、意識を集中させて、

 物事を判断すること



・経営者は、すばらしい才能を持った上に、従業員を魅了する資質、

 つまり、従業員が惚れ込んでくれるような人間性を

 身につけていなければなりません。



・力ではなく、徳をもって治める=北尾氏



・全従業員が会社発展のために協力していくことが理想



・日ごろの教育がものを言う



今後の日本企業のあるべき姿、

経営哲学とともに稲盛氏の人生哲学は非常に魅力的でした。








参加ランキング
是非1クリックお願いします
人気ブログランキングへ
ブログランキング【くつろぐ】
ブログランキング

ラベル:稲盛和夫

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。