2008年08月23日

マネージャーは成果への貢献という責務である 「マネジメント〜基本と原則〜」

今日から経営学に焦点を当てて

エッセンスを抽出していきたいと思います。

第一弾は知る人ぞ知るドラッガーです。



そのドラッガーの大部の著作「マネジメント〜課題・責任・実践〜」の

重要な部分を抜粋したのが今日紹介する本です。



今日は組織論の部分ではなく、

「マネジャーとは何か」を論じた第五章を中心に

エッセンスを抽出していきたいと思います。



「マネージャーには二つの役割がある。

 第一の役割は、部分の和よりも大きな全体、

 すなわち投入した資源の総和よりも大きなものを

 生み出す生産体を創造することである。

 それは、オーケストラの指揮者に似ている。

 オーケストラでは、指揮者の行動、ビジョン、指導力を通じて、

 各パートが統合されて生きた音楽となる。

 したがってマネージャーは、自らの資源、特に人的資源のあらゆる

 強みを発揮させるとともに、あらゆる弱みを消さなければならない。

 これこそ真の全体を創造する唯一の方法である。

 第二の役割は、そのあらゆる決定と行動において、

 ただちに必要とされているものと遠い将来に必要とされるものを

 調和させていくことである。

 いずれを犠牲にしても組織は危険にさらされる。

 今日のために明日犠牲となるものについて、

 あるいは明日のために今日犠牲となるものについて

 計算する必要がある。

 それらの犠牲を最小にとどめなければならない。

 それらの犠牲をいちはやく補わなければならない。」



「あらゆるマネージャーに共通の仕事は五つである。

 @目標を設定する。

 A組織する。

 B動機づけとコミュニケーションを図る。

 C評価測定する

 D人材を開発する。」



「マネージャーの根本的な資質が『真摯さ』である。

 一流の仕事を要求し、自らにも要求する。

 基準を高く定め、それを守ることを期待する。

 何が正しいのかだけを考え、誰が正しいかを考えない。

 真摯さよりも知的な能力を評価したりはしない。」



私は大学生活においてサークル幹事長を務め、

現在もイベント団体の事実上の代表を務めています。

このようなマネージャーとしてのエッセンスは、日々痛感しています。

「今日と明日」の時間軸で考えながら、

「目標設定、コミュニケーション、人材開発」といった仕事をこなし、

そして、人間的に何よりも真摯であるべきと

ドラッガーは指摘していますが、まさにそのとおりです。

この本では他にもトップマネジメントに絞った項目や、

そもそも「組織とは何か」という深い問題も取り扱っています。



少しでも「マネジメント」「組織論」に興味がある方は、

原理原則を分かりやすい形で教えてくれるドラッガーの本を

是非、手にとって読んでみてはいかがでしょうか。

私も今回初めて読みましたが、すんなり大枠を掴むことができました。



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