2008年08月27日

競争のない世界を創造する 「ブルー・オーシャン戦略」

現段階の競争世界「レッド・オーシャン」ではなく、

未開拓の市場「ブルー・オーシャン」の創造こそ

今後、企業が生き残るための戦略ではないかと説いた本、

それが今日紹介する「ブルー・オーシャン戦略」です。



ここでもポーターとの比較になりますが、

既存の市場における「差別化、低コスト、ブランディング」という

ライバルとの競争戦略から脱しない限り、

消耗戦が強いられるだけである。

そうであるならば、競争が無意味な市場を作ってしまおうというのが、

チャン・キムさんが主張しているものです。

先日紹介した元マッキンゼー日本支店長の大前氏も言っていたとおり、

「ライバルに勝つことが最優先課題ではない」というところにも

つながってくるところですよね。

ですので、私としては大前氏の「帰納的アプローチ」の実践編として

このチャン・キム氏の著書を位置づけて

エッセンスを抽出しようと思います。



「(競争メインのレッド・オーシャンと比較したうえで)

 ブルーオーシャン戦略とは、

 ・競争のない市場空間を切り開く

 ・競争を無意味なものにする

 ・新しい需要を掘り起こす

 ・価値を高めながらコストを押し下げる

 ・差別化と低コストをともに追求し、

  その目的のためにすべての企業活動を推進する」



「ブルー・オーシャン戦略の6原則

 @市場の境界を引きなおす

 A細かい数字は忘れ、森を見る

 B新たな需要を掘り起こす

 C正しい順序で戦略を考える

 D組織面のハードルを乗り越える

 E実行を見据えて戦略をたてる」



「4つのアクション

 @減らす…業界標準と比べて思いきり減らすべき要素は何か

 A取り除く…業界常識として製品やサービスに備わっている

 要素のうち、取り除くべきものは何か

 B増やす…業界標準と比べて大胆に増やすべき要素は何か

 C付け加える…業界でこれまで提供されていない
 
 今後付け加えるべき要素は何か」




勝間氏の本でも触れたフレームワークを

この本では多々提示してくれています。

(「戦略キャンパス」「アクション・マトリクス」)

新たな市場を創るといっても、

そう簡単なものではないだろうというのが読む前の考えでした。

しかし、「差別化と低コストを同次元で実現」

「市場の境界を引きなおす」

「思い切って『減らす』といったアクションに取り組む」といった

考えは、それに一石を投じてくれるものでした。



この本の本筋から離れてしまいますが、

社会において「自分の存在価値」を高めるにも

同じことが言えるのではないでしょうか。

昨日、大和さんの本でもエッセンスを吸収しましたが、

完璧を求めず低コスト(短時間)で、

他人が持ちえない価値を提供できれば、

これほど企業、延いては社会に役に立つ存在はあり得ません。



競争だけの発想にとらわれない新たな市場を「創りなおす」

一般的なイノベーションとは一線を画した、

キム氏の提言は組織は勿論、個人単位でも十分役に立つと思います。







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