2008年09月27日

エコノミストが読み解く日米の深層(その3) 「ラーメン屋vs.マクドナルド」

エコノミスト竹中氏の最終回です。

昨日に引き続き、

そうだったのか!と思うところをエッセンスとして抜き出しました。



・日本の家計の小口、中口の資金を有効に投資チャンネルに

 向けるためには、投資信託が重要な鍵となるだろう。



・金融・投資の「専門家」たちが投げている今こそ、

 ミニハゲタカ気分で大幅に下落した米国のREITや

 大手金融株の物色を考えてみようではないか。



・米国では顧客を評点法(スコアリング方式)で分類し、

 セグメント(顧客分類)別の価格体系が徹底されていることである。



・このスコアリング方式が成り立つために大切な前提条件が二つある。

 ひとつは与信ポートフォリオの分散が高いこと、

 すなわち特定の業種、特定の格付け、

 特定の企業などにカネを貸し込みすぎないことである。

 もうひとつは、債務者のリスク(債務不履行による損失確率)に

 応じた利ざやがのった貸出金利が適用されることである。



3日間にわたり、竹中氏の本を紹介しました。

日米比較を通して、いろんな俗説が覆りました。

ひとつ私から言えることは、

日米比較といった普段と違う切り口でものごとを考えることで、

何か新しい発見、考え方がうまれやすいのではということです。

以前、ブログでも紹介した勝間氏のいう

「自分のフレームワークを作るべし」という言葉がより身にしみます。

明日はまた新しい本を紹介します。

お楽しみに。







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2008年09月26日

エコノミストが読み解く日米の深層(その2) 「ラーメン屋vs.マクドナルド」

エコノミストの竹中氏の第2回目です。

昨日に引き続き、

そうだったのか!と思うところをエッセンスとして抜き出しました。



・危機感強調型(日本)のカルチャーは

 リーダーシップ(主体的意識)の不在と表裏だとも言えよう。

 何を実現すべきなのか、

 それを妨げる問題に対して誰が責任を負うのか、

 解決するために何を改革すればよいのか、

 そうした議論を一つ一つ積み上げ前進するためには、

 明確なビジョンを掲げ、

 その実現に責任を負うリーダーシップが必要だ。



・日本人の「本音とたてまえ」の使い分けはよく言われることである。

 しかしアメリカ人の場合は日本的な「本音とたてまえ」の構造とは

 違う感じがする。「本音」とは私的な欲望や動機のことだ。

 「本音」のままでは通らないので、

 組織や世間に受け入れやすいロジックで

 カモフラージュされた主張が「たてまえ」である。

 両者は「素顔と仮面」の関係にある。



・富の大半は無数の「小金持ち父さん」が握っており、

 リスク許容度の低い日本。

 このような現実を見据えるのならば、

 日本でも「貯蓄から投資へ」の変化が進むことが望ましいとしても、

 日本が米国と同じ超格差社会に向かうことが望ましいとは、

 私を含めて普通の日本人は考えないだろう。



明日も日米比較より俗説を竹中氏と一緒に覆していきましょう。







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2008年09月25日

エコノミストが読み解く日米の深層(その1) 「ラーメン屋vs.マクドナルド」

今日から3回にわたって紹介するのは、

エコノミストの竹中氏が

政治経済、食、文化の俗説を日米比較により覆す本です。

そうだったのか!と思うところをエッセンスとして抜き出しました。



・日本の特徴は、ポップ・カルチャーの創出が、

 米国に比べると相対的に小規模な資本と職人的価値観を持つ

 人々によって担っていることだ。



・日本のアニメや漫画には、「ラーメン屋的供給構造」が

 根強く残っている。最大公約数の需要よりも、

 製作者が自分らのセンスにこだわって、

 多種多様なものを創出、供給している。

 従って、ひとつずつのビジネス規模は小さいが、

 多様でユニークなものが供給される。

 その結果、意外性や驚きのあるものが多く、面白い。



・日本の歴史を鳥瞰すれば、

 我々の祖先は異文化要素を大胆に取り込み、

 ハイブリットなものを産み出してきたことが分かる。

 その文化的なダイナミズムは今も脈々と生きていることを、

 日本ポップ・カルチャーの興隆が物語っているのだ。



明日も日米比較より俗説を竹中氏と一緒に覆していきましょう。







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2008年09月24日

行動科学マネジメントとは?(その3) 「短期間で組織が変わる −行動科学マネジメント−」

昨日に引き続き石田氏のエッセンスを

早速抜き出したいと思います。



・罰とペナルティは行動を増やすことはない。

 そして、単独で使うべきではないと忠告しておきたい。

 そして、罰やペナルティが長く続けば、

 続くと作業効率に影響が出るだけでなく、

 従業員の満足感にも影響が表れる。



・「4:1の原則」=4つ褒めたら1つくらい罰を与える、

 あるいは叱る。この程度なら悪い副作用は出ない。



・ABCモデル=先行条件⇒行動⇒結果⇒次の先行条件



・PST分析=ポジティブ、即時、確か



ABCモデルの意義は結果が、次の先行条件になるということです。

サークルにおいて自主的に案を提示して、

ただ一方的に批判されたら、次に提示しにくくなりますよね。

なので、自分が人と接するときは、

そういった「先行条件」を作り出していると意識する必要があります。

皆さんも是非ご一読下さい。







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2008年09月23日

行動科学マネジメントとは?(その2) 「短期間で組織が変わる −行動科学マネジメント−」

昨日紹介した石田氏のエッセンスを

早速抜き出したいと思います。



・アメリカ社会は個人主義、利益追求といった

 イメージで語られることが多いが、

 今やビジネスの現場では必ずしもそうではない。

 業績を伸ばしている企業を訪れると、

 まず例外なく職場の人間関係を重視している。

 そしてそれが理想的なチームワークを生み出している。

 まるで以前の日本企業のように。



・三日坊主で終わるのは意思が弱いせいではない。

 リインフォース(強化)されるかどうかが鍵になる



・MORSの法則(行動における具体的な分析)

 =計測できる、観察できる、信頼できる、明確化されている



・よくできる一部の社員を大事に扱うよりも、

 下の八割を引き上げた方が生産性ははるかに高くなる。



明日も引き続き、エッセンスを抜き出したいと思います。







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2008年09月22日

行動科学マネジメントとは?(その1) 「短期間で組織が変わる −行動科学マネジメント−」

たばこがやめられない。

英語の勉強が続かない。

そういう人にはうってつけの本かもしれません。



行動科学の第一人者・石田氏のエッセンスを

抜き出したいと思うのですが、

まずは今日は行動科学マネジメントの説明をしたいと思います。



・行動分析で実証された心理学であり、

 データに基づく科学的マネジメントです。



・人の望む行動を増やし、望まない行動を減らすことが出来ます。



・あらゆる業務を行動に焦点をあてスモールゴールを設定、

 生産性の高いマネジメントが実現。



・従来10人で行っていた仕事が、8人以下の労力でも可能となります。



・自発的な行動が増え、しかも持続性を確実に向上。



・ISO9001、プロジェクトマネジメントに続く、

 マネジメントの生産性を実現するメソッドです。



自分の行動が効率的に管理できる。

なかなか斬新な科学だとは思いませんか。

次回から具体的なエッセンスを抜き出していきます。







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2008年09月21日

未来を切り開く言葉(その5) 「ウェブ時代 5つの定理」

昨日に引き続きシリコンバレー発のエッセンスを紹介します。

今日が最後です。



・「ニューノーマル」時代における成功とは、

 タイムマネジメントに尽きる。

 この時代における通貨は、時間なのである。

 ―ロジャー・マクナミー



・可能な限り、社員は、仕事を割り当てられるのではなく、

 自発的にコミットして欲しい。

 ビジネスの機会が見えるなら、「やってみろ!」

 ―ショーナ・ブラウン(グーグルのオペレーション担当副社長)



・「誰かにやれと言われたから」という理由で何かをするな、

 という雰囲気がグーグルには浸透している。

 ―マリッサ・メイヤー



・グーグルは、みんなの合意(コンセンサス)に基づく

 カルチャーの中で、膨大なデータとともに。

 ―エリック・シュミット(グーグルCEO)



・私達は徹底的に分析する。すべてを測定し、

 社内で起きているすべての問題を体系化する。

 ―エリック・シュミット



5日間にわたり、シリコンバレーのエッセンスに触れました。

感じたことは「徹底」「勢い」です。

時間というものを大事にし、社会を変えるという理念を持って、

徹底的にその理念に向かって走り続ける。

文字を通しても「勢い」を感じました。

周りを巻き込むという意味でも「勢い」は大事でしょう。

自分もこのように「徹底」「勢い」がある人間になりたい。

皆さんもそう思いませんか。







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2008年09月20日

未来を切り開く言葉(その4) 「ウェブ時代 5つの定理」

昨日に引き続きシリコンバレー発のエッセンスを紹介します。



・採用候補者は、技術的能力だけではなく、

 その「グーグリネス」によっても判断される。

 「グーグリネス」とは、人と協力することを楽しむ性格、

 上下関係を意識しない態度、親しみやすさなどからなる。

 ―フィナンシャルタイムズ紙



・グーグルでの採用ポイントは4つ。

 地頭がいいこと。実績がある。コミュニケーション能力。

 そして「グーグリネス」があるかどうか。



・「すごい」だけじゃ不十分だ。

 いつも期待されている以上の結果を出せ。

 グーグルは「(誰かと比較して)ベストである」ことを

 到達点と甘んじない。それはあくまでも出発点だ。

 ―グーグル10か条の10



・才能ある人々はグーグルに惹きつけられる。

 なぜなら私達は彼らに「世界を変える」力を与えるからだ。

 ―ラリー・ページ(グーグル創立者)



グーグリネス、とても惹きつけられる概念です。

明日もお楽しみに。







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posted by うお at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 梅田望夫(はてな取締役) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月19日

未来を切り開く言葉(その3) 「ウェブ時代 5つの定理」

昨日に引き続きシリコンバレー発のエッセンスを紹介します。



・好きな人と働かなければならない。

 ―ロジャー・マクナミー(投資家)



・成功している企業を見てごらん。

 世界中から本当に頭のいい連中を集めている。

 最高に優れた技術頭脳が、この地に引き寄せられている。

 頭のいい人たちが本当にたくさんいて、その集積が魅力となって、

 他の頭のいい人たちを引き寄せるのだ。

 ―ウィリアム・ハンブレクト(シリコンバレーの重鎮)



・世界を変えるものも、常に小さく始まる。

 理想のプロジェクトチームは、会議もせず、

 ランチを取るだけで進んでいく。

 チームの人数は、ランチテーブルを囲めるだけに限るべきだ。

 ―ビル・ジョイ(サン・マイクロシステムズの共同創業者)



・科学やテクノロジーを梃子にして、

 世界に非常に大きなインパクトを与えられる機会が

 そこら中にころがっている。

 君たち一人ひとりが個性に応じたそれぞれの機会を追求できる。

 君達皆が、そのことに興奮すべきだ。



・テクノロジーカンパニーでも、

 強い「プロダクト志向のカルチャー」が必要だ。

 多くの企業が素晴らしいエンジニアと頭のいい連中を

 山ほど抱えている。

 でもつまるところ、すべてをまとめる引力が必要だ。

 ―スティーブ・ジョブズ




シリコンバレーが長い間、

イノベーションの発信地として君臨する理由が分かりますね。

明日もお楽しみに。







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2008年09月18日

未来を切り開く言葉(その2) 「ウェブ時代 5つの定理」

昨日に引き続きシリコンバレー発のエッセンスを紹介します。



・ここでいう「チーム力」とは、

 「異分野のその道のプロ」が組むことで相乗効果をたたき出す

 「プロフェッショナルチーム」のことを意味する。



・不動産における三つの重要な要素は、

 「場所、場所、場所」とよくいわれる。

 同じように、スタートアップの形成で重要なのは、

 「人、人、人」である。―ゴードン・ベル



・CEOが会社の全てのスタンダードを決める。

 「会社の文化」を形成するすべての特質を決定する。

 ―ゴードン・ベル



・CEOは、すべてのイベントを駆動する会社の心臓であり時計だ。

 ―ゴードン・ベル



・チームワークは木のようなもの。

 コミュニケーションが幹の部分を形成し、根っこの部分には、

 お互いの尊敬と共通の目標の認識がなくてはならない。

 ―ゴードン・ベル



大分、理念が見えてきましたね。

明日もお楽しみに。







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